Windows Vista(ウィンドウズ・ビスタ)のサポートが完全に終了
重要更新アップデートのサポート終了日:2012年4月10日
延長サポート終了日:2017年4月11日
目次
Vista(ビスタ)のサポート終了でウイルス感染が急拡大
Vista(ビスタ)のサポートが2017年4月11日に完全に終了しました。重要なセキュリティ更新プログラムの配布も以降、一切、行われません。
その為、Windows official site(ウィンドウズ)のOS自体の脆弱性により、ウイルスからの攻撃に対して無防備な状態になってしまい、ドンドンとウイルス感染し始めます。最初は1つだけウィルスだったのに、1週間ほど何もしなかったら、次から次へとウィルスが侵入し最終的には何十個も増えている事態を招いてしまいます。
コンピュータウイルスに感染していても、症状が現れなかったり、利用者が気が付かないケースもありますが、自分がウィルス配布者の中継基地となっているケースが良くあるのです。
また、一般的にはウイルス感染すると大切なデータやフォルダが暗号化され読み書きが出来ない状態にされた上に金銭を要求されてしまったり、各種パスワードやクレジット情報などの重要な個人情報などが持ち出されるなどのトラブルが発生しやすくなります。
コンピュータウイルスの種類
このようなコンピュータウイルスには、代表的な2つの種類が存在します。
- トロイの木馬(Trojan Horse)
- ワーム
トロイの木馬(Trojan Horse)
コンピュータウイルスの中でも代表的なウィルスです。このトロイの木馬型のウィルスは、表面上は便利なプログラムやゲームのように見せかけて、パソコン利用者に自主的にインストールさせて、利用者が知らないところで悪さを行う、危険プログラムです。
特に、このトロイの木馬型のウィルスに感染すると、バックドアと呼ばれるウィルスの進入路をパソコン内部に作られ、次から次へと他のウィルスを招きよせます。
ワーム
ワームとは、メールの添付ファイルやUSBメモリーなどを通じてパソコンに感染し、被害を拡大するウイルスです。インターネットの電子網をミミズのように這い回って、別のパソコンに感染していく姿が似ていることから、ワームという命名がされています。
ワームの主な被害はウイルス付きのメールをパソコン使用者が知らないうちに大量にアドレスに登録された相手に勝手に送ってしまうというトラブルが典型的です。感染スピードが非常に速いことが特徴のウィルスです。
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プログラムをインストールできない!
サポート期間中はプログラムメーカーもVista(ビスタ)のOS上で使用されることを前提に商品を設計、開発しますが、公式にマイクロソフトでもWindows Vistaのサポートを終了することを発表した為、2017年以降に販売される製品ではドンドン考慮されなくなります。
特に問題となるが、これまで利用していたプログラムを最新版にアップデートしたくても、出来ないケースが続出することです。
『お客様がご利用されているOSでは、最新版をご利用いただけません』といった警告が表示されるケースがあります。
また、問題となるのが、周辺機器の買い替えです。
パソコンのOSをWindows Vista (ウィンドウズ ビスタ)のままで、プリンターが壊れたので買い替えたとしても、OSのバージョンが不適合となり設定ができないトラブルが予想されます。
会社などの職場でも同様で、一部のパソコンをビスタのままで、複数台を入れ替えてしまうと、古いビスタのパソコンを中継し、全パソコンに被害が拡大する危険性があります。
Vista (ウィンドウズ ビスタ)は、マイクロソフトが2006年にリリースした、
WindowsシリーズのOS(パーソナル・コンピュータ・オペレーティングシステム)である。
サポートが終了したWindows Vistaは悪人に狙われる!!
マイクロソフトによるWindows Vistaサポート終了は、一軒家に例えると、玄関や部屋の窓が壊れかけている家のようなものと言えるかもしれません。サポート終了は家が古すぎてメンテンナンスが出来ないと建築業者に警告されている状態です。これまでOSが正常に動作するための更新セキュリティプログラムも一切、更新されなくなり、インターネットのブラウザー(InternetExplorer)なども利用できなくなります。
また玄関の鍵や窓の鍵が壊れかけているため、特段の技術もない泥棒でも侵入できる状態といえるでしょう。最悪、あなたの家に勝手に忍び込んで生活を始めます・・・。あなたが知らないうちに、見知らぬ友人や知人も勝手に招き入れて、毎日宴会を始めるようなものです。普通に使える状態でなくなるのが、サポート終了の意味です。
Windows Vistaのサポート終了後の良くあるトラブル
- 自分の知り合いやアドレス帳に登録されている相手にウィルスメールを送りつけてしまう
- 写真を勝手に撮影し、メールに添付し送信
- パソコン自体の動作が遅くなったり、固まりやすくなる
- OSの脆弱性により、コンピュータウイルスにドンドンと感染
- プログラム(アプリケーションソフト)をインストール出来なくなる
- 暗号化によるデータ改竄や消失
- 最新プリンターなどの周辺機器が利用できなくなる
- 最悪、ブルースクリーン(青い画面)になりパソコンが利用できなくなる
- 電源を入れてもパソコン・OSが起動しない
Windows Vistaは長年の役目を終えています。スペック対応的にはWindows7へのアップグレードも検討の1つになるでしょうが、既に10年以上も経過しているため、OSのアップグレードを検討するよりも、買い替えをするのが基本スタンスと思われます。
お気に入りサイトやメールの送受信データ、アドレス帳、各種オフィス系や写真、音楽データのバックアップなども、この歳、行っておく方が将来的に安心です。
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