最近パソコンがフリーズしやすくなったと感じている人はいませんか?
またはエラーメッセージが出ることが多くなったり、ウィンドウズが起動するまでの時間が、やたらに長くなったと感じたり・・・
そのような場合であっても、安易にOSをインストールしなおしたり、初期化リカバリーを試みたりしてはいけません・・・。
いったん再インストールやリカバリーを行ってしまうと、保存データは上書きされてしまって、大切な情報が消えてしまい、復元不可能となってしまう恐れがあるからです。
何故か、パソコンが不調になり強制終了後に再起動できない状態になると初期化リカバリーしてしまう人たちが必ず出てきます。もちろん・・・
目次
復元ソフトをインストールしていけない!?
消えてしまっても問題のないものや、諦めのつくものであったなら良いのですが、たとえばそれが、子供が小さなころの写真やビデオであった場合には、再度、同じものを作りなおすことはできず、取り返しの付かないことをしてしまったと気付いた時には、もう手遅れなのです。
仮に、このような大切なデータを消してしまった場合には、一応、自分でデータを復元する方法と、専門の業者に頼む方法があります。
自分で何とかしようとした場合に、一般的に行う方法としては、有料、もしくは無料の復元ソフトを使うことになるのですが、この時に、復元ソフトをインストールすることは絶対に避けてください。インストールをすることによって、データはさらに復元困難となってしまいます。
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復元先に同じメディアを利用してしまうと
また、復元元と復元先に同じメディアを利用してしまうと、データは復元された後に、上書きされてしまうため、必ず違う種類のメディアを用意しておく必要があります。一般的にはUSB外付けハードディスクを購入し用意します。
尚、USB外付けハードディスクと内蔵ハードディスクの容量は同じものにしない方が安全です。というのも同じデータ保存容量のハードディスクだと、どちらが復旧元でどちらが復旧先なのか分かりづらく間違えやすくなります。
そのため内蔵ハードディスク容量が500GBならUSB外付けハードディスクは1TBなどにします。
さらに自分で何とかしようとした場合には、データの上書きトラブルを起こしてしまうことが多く、特に中途半端な知識を持っている男性が、このような過ちを犯しやすので注意しましょう。
復元ソフトと復元先のメディアの準備に掛かる費用は、おおよそ2~3万円程度であり、それだけのお金を掛けたにも関わらず、失敗して、二度とデータの復元をすることができなくなってしまうのでは悲しすぎますよね。
自分で復元を試みる場合
もしも自分で復元を試みる場合には、それほど重要ではないデータや、同じものを作りなおせる場合にのみにした方が賢明です。二度と手に入れることができないような大事なデータの場合には、専門のデータ復元業者に依頼することをオススメします。
しかし、いったんOSの再インストールや初期化リカバリーをしてしまっている場合には、仮にハードディスクにデータが残っていたとしても、ファイル名やフォルダ名が消えてしまっているケースが多いため、エクセルやワードの場合では、1つずつ開いて確認をしなくてはならず、かなり時間の掛かる、厄介な作業になってしまいます。
結局のところ、パソコンがフリーズしやすくなったり、エラーが起こりやすくなったなど、調子が悪くなったと感じた時点で何もせずに速やかにデータ復元の専門業者に相談をすることが、大事なデータを守る上でも一番有効な手立てとなるはずです。
何はともあれ絶対に失くしたくない大切なデータがあるのなら、動きが悪くなったからといって、OSの再インストールや初期化リカバリーを行うことだけは、絶対に避けるようにしましょう。
どうしても自分で何とかしたい場合、詳細ブートオプションでウィンドウズが起動できるかどうかだけ試してみるのが良いでしょう。この詳細ブートオプションの起動方法と手順について下記に記載いたします。
パソコンの再起動と詳細ブートオプション
ウィンドウズOSのパソコンが固まったまま動かなくなったので、強制終了を行いました。その後、再度電源を入れて再起動を試みたのですが、「詳細ブートオプション」画面のいずれをクリックしても、全く動く気配がありません。
セーフモード
セーフモードとネットワーク
セーフモードコマンド プロンプト
前回正常起動時の構成
WINDOWSを通常起動する
この「詳細ブートオプション」は、ウィンドウズXPの拡張オプションメニューと呼ばれていたものです。ウィンドウズVistaや7から詳細ブートオプションという名称に変更されました。
詳細ブートオプションの起動方法
パソコンの電源ボタンを押して起動途中にマザーボードのロゴ表示時[F8]キーを押すことで「詳細ブートオプション」が表示されます。タイミングが遅かったり早くても表示されないケースがあります。そのため、[F8]キーを連打したほうが上手くいきます。
強制終了でよく起こるトラブル
ウィンドウズが正しく開始できなかったのは、直近のハードウェアもしくはソフトウェアの更新などが、うまくいっていなかったということが考えられます。
パソコンからの応答がない場合や、予期しない再起動を行った場合、また、ファイル保護のために、自動的にシャットダウンが行われた場合などでは、いちばん最近の、正常起動時構成をセレクトして、正しく作動をしていた時の設定に戻すようにします。
詳細ブートオプションの選択画面
もしも、自分でリセットボタンや電源ボタンを押してシャットダウンをしていたり、電源障害、もしくは原因不明だった場合には、WINDOWSを通常起動するをセレクトするようにして下さい。
【セーフモード】
【セーフモードとネットワーク】
【セーフモードとコマンドプロンプト】
【前回正常起動時の構成】
【Windows を通常起動する】
上下の矢印キーで項目をセレクトし、Enterキーで決定をしてください。
但し、【セーフモード】で起動させようとしたのですが、エラーメッセージ《¥Windows¥system32¥drivers¥crcdisk.sys》となってしまい、起動することが出来ないケースがあります。
また、直接的な原因は強制終了したことが多いのですが、ハードディスクに劣化や損傷が元々の原因なケースがあります。ハードディスクに障害が発生した場合、無暗に電源のオンとオフを繰り返さない方が安全です。
BIOS画面を確認
■ Windows 起動時に見られがちなエラーです。
ブートディスク(起動ディスク)がある場合には、BIOS画面を確認して、DVDでの起動が可能かどうかをチェックした後に、DVDからの起動を試みます。
そしてパソコンの修復から、Windowsの回復ツールである、スタートアップ修復を行います。スタートアップ修復によって、システムトラブルを見つけ出し、その部分を修復して、Windowsが正常に動くようなるはずです。
※ スタートアップ修復を行っても、トラブルが解消されないことはあります
スタートアップ修復とは
スタートアップ修復とは、Windowsのシステム自体に問題発生している場合の回復ツールであり、
ハードディスクやマザーボード、メモリーといった、ハードウェアに障害が起こっている場合には機能しません。
★システム修復ディスクの作成方法を教えて下さい。
システム修復ディスクの作成
まず、Windowsの《スタートボタン》を押し《コントロールパネル》を選びます。次に《システムとメンテナンス》をクリックし、《バックアップと復元》《システム修復ディスクの作成》と進み、その後は指示通りに従っていけば、システム修復ディスクの作成ができます。